2013年1月28日月曜日

教養としての茶道講座「ビジター茶の湯」


お点前のお稽古で丸卓がはじめて登場。
マルジョクと読むのだそう。
・丸形は「陽」の形だから、柄杓は伏せて「陰」を表現
・棚が木製なので、蓋置きは竹ではなく陶器を使う
・置き方は柄杓と蓋置きで「入」の字を描くような位置
一つ一つ決まりごとがあるのですね。
本来、見て真似て体得していくものなのでしょうが、
「ビジター茶の湯」は教養としての茶道講座なので、
私たちが質問すると宇山先生は惜しげもなく教えてくださいます。
本当にありがとうございます。



御影ライムのきものを見て選んでくださった蓋置き、紅梅の和菓子、春らしい色合いが茶室に広がりました




2013年1月25日金曜日

着付けで差がつく振袖姿

御影ライムの娘が、親戚の結婚式(19歳のとき)と先日の成人式で、同じ振袖を着付けてもらいました。

着付けてもらったのは1回目は結婚式場、2回目はYOU&有きもの学院の鵜川有先生です。
親から見た全体の印象は、左の結婚式場の着付けは悪くはないのですが、20歳後半のお姉さんのイメージでした。
そこで、成人式では「初々しさを大切に」とお願いしたところ右の写真のように完成。
着付け次第で雰囲気は大きく変わることを痛感しました。

詳しい比較内容についてはこちらへ


2013年1月19日土曜日

ジャカルタ大洪水!!

今朝テレビを見ていると、インドネシアで大洪水があり、ジャカルタの街が浸水している映像が・・・
すぐ北神うぐいすさんにメールを送ると、彼女から現地の様子を伝える返事をいただきました。



御心配頂きありがとうございます。

木曜日の朝からジャカルタ中心部の彼方此方で河川が氾濫し、浸水しているところが多いのですが、おかげさまで、私が住んでいる地区や、職場のあるところは浸水・冠水することなく助かっております。
しかし、事務所から少し離れたジャカルタの政治・経済の中心地区は川の氾濫で膝丈位まで道路が浸水し、また水の流れが速く、結構怖かったと知人がいっておりました。
大統領官邸もその付近にあるので浸水したようです。

今週は毎日雨が降り、特に、夜中から未明にかけてゲリラ雨が降っていましたが、特に水曜日夜から木曜日午前中は怖ろしくなるような雨が結構降り続き、傘もさせない程でした。
また、水曜日の夜は停電になり、本当に不安でした。
でも、私の住んでいるところはボスの家の近所ですし、事務所の弁護士も1階に住んでいるので、何かあっても、置き去りにはされないだろうと思いますが・・・。

事務所の何人かのスタッフの家は床下浸水して大変な思いをしている方たちもいますが、こちらの人達は、あまり悲壮感はなく、結構「バンジール、バンジール(洪水だ、洪水だ)」といって朗らかに盛り上がっていました。
また、こんな大変な中でも、日々の生活の糧を得るために抜け道を見つけてバイクで走り回る人達を見るとインドネシア人の強さを感じます。

今朝は、今のところ雨は止んでいますが、まだまだ油断はできません。
雨の止み間をみつけて、大使館からの通達にしたがって、飲食料品やろうそくの備蓄の為の買い出しに出かけることにします。

以上、ジャカルタからのレポートでした。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・北神うぐいす



無事の知らせにひとまずほっとしました。


ただ、都市機能が麻痺した影響を受けるのはこれかもかれません。
震災を経験した神戸っこの経験値を活かし、物事に動じないインドネシアの大らかさをちょっと真似て、乗り切られることをお祈りしています。

2013年1月14日月曜日

嵐のち晴れの成人式


娘が成人式を迎えました。
7時半、土砂降りのなか着付けに行き
あわてて家族で写真を撮り
入院中の御祖母ちゃんの病院へ寄ってから会場へ。
どうなる事かと心配した雨も集合時間近くには上がりました。
終了後に友人や留学生の方たちと一緒にハーバーランドへ。
一旦帰って着替えてから、今度は同窓会へ。
荒れた天気に関係なく、
本人にとっては晴れやかな一日になったようです。

今回の着付けは鵜川有先生にお願いしたのですが
いろいろ参考になることがあったので、日を改めてお伝えします。

2013年1月13日日曜日

ジャカルタ便り・・・・その2

インドネシア・ジャカルタの弁護士事務所で働く北神うぐいすさんから
新年のお便りをいただきました。

新年おめでとうございます。ジャカルタの北神うぐいすです。
本年もどうぞよろしくお願いします。

私は昨年末に事務所のお休みを利用して帰国し、1週間余り日本で休暇を過ごして大晦日の夜にジャカルタに戻ってきました。
この半年、活気のあるジャカルタで過ごしていたせいか、日本、特に関空から神戸への移動中や神戸を散策した時に、クリスマス時期にもかかわらず以前ほどの活気が感じられず、寒さと相俟ってとても街が乾いた印象を受けました。
こちらで知り合ったインドネシア人が、昨年日本(京都)とソウルを旅行してきたので感想を聞くと、
日本はとても古くてオールドマンの印象を受けたが、韓国は若者の街という印象だと言っていました。
訪れた都市が京都ということを差し引いても
何となく彼女の受けた印象や言わんとすることがわかるような気がします。

さて、ジャカルタの年末年始は、今が丁度雨季なので、雨の年越しでした。
といっても、市内の彼方此方で花火が上がり、ホテルや各所でカウントダウンイベントが行われとても賑やかでした。
一夜明けた元旦は、さすがのジャカルタも人や車が少なくとても静かでした。

インドネシアの雨季は大体9月~3月頃まで続くそうです。
一日一回は必ず雨が降ります。
雨季の始めの頃は夕方、退勤時間帯に雨が降っていましたが、最近は朝方が多いように思います。
時々、もの凄いゲリラ雨が降り、バケツを投げたつけたような雨音に怖気づくことがあります。
また、雷も強烈です。
今朝も4時頃から7時前頃まで豪雨と強烈な雷鳴で日曜の朝の惰眠を邪魔されました。
この雷雨は何かこの国の人達の気性に似ているように思います。
雨が降ると気温が下がり、オフィスなどは冷房がとても寒く感じ、先週は殆ど薄手ウールニットのカーディガンや厚手の木綿のジャケットを着用する程でした。
しかし、ジャカルタ市内は(インドネシア全般ですが)非常に木が多く、雨上がりは木々の緑が雨に洗われて安らぎを感じますし、雨に煙る南国の樹木群はなかなか風情があります。
 ジャカルタ市内どこに行っても、どんな細い路地であっても、
車・バイクであふれていますが、これらの多くの木々の緑は、そんな排気ガスのなかでも、どっしりと根付いています。
今、市内の彼方此方で道路やビルの建設が行われています。
現在のジャカルタはインフラ整備が急務ではありますが、どうか、この街の緑は残しておいてほしいと願います。
どんなに暑い時でもこれらの木々の木陰に入ると暑さを少し凌げます。
この南国の樹木が溢れる街が少しずつ好きになっていくようです。

日本は、まだまだ厳しい寒さが続くと思いますので皆様どうぞご自愛下さい。
 では、またレポートします・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・北神うぐいす

成長期の活気あふれるアジアのなかで、日本だけが成熟から衰退に向かっているかもしれない、
うぐいすさんは、そんな空気を肌で感じておられるのでしょうか。
将来の日本像を思うとついつい心配になるのですが、
未来を切り開くのは日本独自の文化、思考、技術なのではないかと漠然と信じつつ
まずはスタイルから、ということで、皆さんきものを着てみましょうよ(^v^)

2013年1月10日木曜日

1月のビジター茶の湯




昨年末には人生初の39℃超えの発熱、親しい友人のお父様が亡くなり、
そして元旦のお祝を済ませた後、姑が体調を崩して入院し手術をすることになりました。
気忙しいなか、ふと浮かんだのが「お抹茶を飲みたい」・・・
忙中閑有、
宇山先生にビジター茶の湯をお願いしました。

想えば、かつて戦国時代には戦いと権力争いに明け暮れる緊張感のなかでこそ、
茶道が珍重され、醸成していったのかもしれません。



2013年1月7日月曜日

冬牡丹を見に奈良・長谷寺へ


きもの属の皆さん、それぞれが新年の様子を届けてくださいます。
今回はジャスミン茶々さんのお便りを御紹介します。

三が日が明けて、四日に.母と長男と.冬牡丹を見に行きました。
小雪がちらちら舞う中
寒くないように、お地蔵さんには手作りのお揃いの帽子と前掛け
牡丹には..稲穂であったかいお社が作られていました。
本堂の三尺三寸(10メ-トル余り)もある十一面観音様が.優しくそれらを見ていらっしゃるようでした。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ジャスミン茶々

5月の牡丹を見に行ったことがありますが、冬牡丹は知りませんでした。
新緑のころの斜面を埋め尽くす華やかさもいいですが
小さなお社がたくさん並んだ風情も素敵ですね。
この季節にも行ってみたくなりました。ありがとうございます。

2013年1月6日日曜日

銀婚式に有馬温泉へ


年末年始にかけて悲喜こもごもいろんな出来事があり濃い日々を過ごしています。
まだ1週間も経っていないのに、ひと月くらいに感じます。

そんな中、銀婚式を迎え、家族3人で久しぶりに有馬温泉・月光園遊月山荘で食事&温泉を楽しみました。本当は旅行にでも行きたかったところですが、我が家は現在非常事態宣言中なので、ささやかなお祝いです。

家へ帰ってワインを飲もうとすると、娘が「銀婚式おめでとう」と
12月まで留学していたシアトル・ワシントン大学オリジナルのワイングラスをプレゼントしてくれました。

ほんわか幸せ気分に酔いました。

ありがとう!!

2013年1月3日木曜日

晴れやかな振袖姉妹さん!!


吉備レモンさんの二人のお嬢さんたちは成人式に振袖を着そびれていたので
できれば20代独身の間に写真を撮っておきたいとの母心を知り
昨年末、御影ライムがその願いを少しサポートさせていただきました。
そうしたら年が明けて、晴れやかなお二人の振袖姿の写真が届きました。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・吉備レモン

明けましておめでとうございます。
なんとか振り袖の着付けに挑戦してみました。
帯は薔薇型に作ってみましたが、収まりが悪くて、ぐらぐらしました。
慣れるまではシンプルな文庫のほうがよかったかもしれません。
それでも今の私には上出来、ということにしておきます。
色も柄もそれぞれにぴったりなので、ライムさんの見立てはすごいなって感心しました。

古いアルバムを見ていたら、昔、ライムさんと二人で娘たちの七五三の着付けをしたときの写真が出てきました。
あの時が私も初めての着付け体験でしたが、永い年月がたったのですね。
ご縁を感じます。







御影ライムと吉備レモンさんは同級生でもなく、仕事仲間でもなく、ママ友でもなく
小さな出会いからもう25年以上のお付き合いになります。
人と人とのご縁って本当におもしろいものですね。

2013年1月1日火曜日

甲山大師・神呪寺の初日の出




元旦の天気予報は晴れ、「初日の出」日和と知り
頑張って早起きし、甲山大師・神呪寺へ。
神々しい太陽は無条件でありがたい気持ちになります。










初日の出を浴びながら初詣。
あれこれと願い事を巡らし
最後に行き着くところはやはり健康。

明日も今日と同じ日が続くとは限らない
良くも悪しくも時の質は変化するということを心して
今年も一日一日を暮らそうと思います。