仕事でジャカルタに行っておられる北神うぐいすさんからお便りが届きました。
今回は民族衣装をはじめ、ファッションについてもレポートしてくださっています。
私のジャカルタ滞在も、1年の労働ビザ満了の日まで、約ひと月余りとなり、一旦日本に帰国です!
いろいろな事を学ばせてもらった一年でした。
インドネシアは、まだまだ、インフラ整備が必要であることは、周知の事実ですが、この一年の間で、ずいぶんと街の近代化が進み、ショッピングモール、高級アパート、おしゃれなカフェやレストランが、あちらこちらにできて、私自身がこの街の生活に慣れてきたせいもありますが、結構便利になってきたと感じます。
新しいモールに行くと、日本の少し高級なショッピング街と変わらないような様相を呈しています。
ただ日本と違うのは、イスラム特有のコスチュームの女性が多いのと、ベビーシッターやハウスキーパーを連れてお買い物に来ている人達が多いことです。
イスラムファッションは結構明るい色調のプリント柄が特徴です。
また、バティックの洋服を着ている人も非常に多いですね。
でも、中には、暑い中、アンクルブーツを履いてる人や、革のジャケットを羽織っている人もおり、なかなか、おしゃれな人が多いですよ。
アクセサリーもジャラジャラと大ぶりのものを付けている人が老若を問わず結構見受けられます。
実は、先日、この一年の締めくくりに、私の事務所のボスの奥様とそのご友人たちがソロ・ジョグジャカルタへ旅行するので、その旅行に招待して頂き、1泊2日で行ってまいりました。
どちらも、ジャワ州の古都だそうで、ソロは日本の奈良、ジョグジャは京都って感じだそうです。
ジャカルタマダムのハイテンションと盛りだくさんのスケジュールで結構疲れましたが、久々にいろいろな雑念を忘れて楽しい時間を過ごせました。
ソロには、昔の王宮があり、そこには、今も王家の末裔が住んでおられますが、王宮を見学し、お茶とお菓子を頂きながら、ガムラン演奏を楽しむことができました。
この旅のハイライトは、この王宮へインドネシアの伝統衣装を纏って訪れるというドレスコード付きのイベントでした。
ヘアーも前は引きつめて後ろに髷をつけるのが伝統衣装を着るときの正しいヘアスタイルだそうで、私もチョンチョンのショートヘアーをガンガンに逆毛を立て、髷を付け、生まれて初めてつけまつげも付けて、ジャパニーズ(Japanese)改め、俄かジャヴァニーズ(Javanese)に変身しました。

サロンは1枚のバティック布地を巻きつけます。
クバヤには、ラメや刺繍が施さされているものがあり、レース使いのものがあったりと、とても豪華です。
クバヤとサロンの組み合わせは、柄X柄で、なんとなく着物に共通するところがあるように思いました。
このファッションは結婚式や、パーティに着られるそうです。
タイミング良く、会社の秘書の方の結婚式に参列させていただきました。
男性の伝統衣装も素敵でした。
ではジャカルタレポートシーズンを発信できることを願いつつ、シーズン1のレポートを締め括らせて頂きます。
さらにパワーアップされたうぐいすさんの帰国をお待ちしています!・・・・・・・・・・・・・・御影ライム