きもので天神祭の奉納水上薪能へ

この暑さでは流石にきものは厳しいですが
日暮れのイベントなら大丈夫かもしれない。
そう思い、先週末、大阪の天神祭の奉納水上薪能に行ってきました。

帝国ホテル開催のイベントなので、涼しいロビーで集合。
すぐそばの岸辺に泊めた船に、舞台と客席が設えてありました。

火入れの儀式から始まり
日が暮れるにつれて、夕焼けを背景に
薪と舞台が浮かび上がっていきます。

涼しい川風に吹かれ
ビールを飲みながらお能を見られるなんて！
ふだんは撮れない写真もＯＫだったので
快適＆大満足の夕べになりました。

お土産にもらった団扇と手ぬぐい

きもので神戸布引ハーブ園へ

山麓の印象が強すぎて、今まできもので行くことを思いつかなかったけれど
ロープウェイで往復すれば、園内は歩けるんじゃない？　
そう思い立って出かけることにしました。
ただし、なるべく軽やかな着こなしを心がけ
同行のジャスミン茶々さんは大柄の夏紬に博多帯、
御影ライムは麻の小千谷縮に同じく麻の帯です。
園内はスロープや階段が整備されていて、
ちょっと腰掛けるベンチなどもあり
季節のハーブを眺めながら楽々グラスハウスまで到着。

外国人客で混雑していたレストランを避け、
神戸の街並みを見下ろしながら軽食ランチを楽しみました。

10年以上前に来た時よりもいっそう観光スポットとして手入れされているようです。
トイレもきれいなので、きものでも困りません。
夏には夜までロープウェイが動いているので、浴衣できても良さそう。下駄で歩くのは危ないから、草履やサンダルにすることをおすすめします。

ところで、ここのロープウェイって、こんなに怖かったかしら？
窓ガラスが増えて眺望が良くなりすぎたせいかな？
もしかしたら、年のせいかもしれません・・・。

このときの着こなしは
ホームページの『夏きもののコーディネイト』ページの
33番と5番で紹介しています。
https://sites.google.com/site/hareterasu/kinonasinatsu

神戸市北区の田園風景に溶け込むレトロカフェ

「素敵なカフェができたよ。絶対気に入ると思うから行ってみて」
そう、知人から教えてもらい、ドライブに出かけたのが『Kobe ozo cafe 901』です。

以前から注目していた「三田のおったん」という人気ブログを書いておられる方が、朽ちかけた郵便局を再生させてオープンしたお店。
綺麗にし過ぎない建物の再生のさじ加減
ローカル風味をほどよく残したおしゃれ加減
手を加え過ぎない緑のさわさわ加減
ご自分のことを「おったん」と呼んでおられますが、う～ん、ただ者ではありません。

もちろん、期待を裏切らないおいしいランチをいただいて帰りました。