2010年2月26日金曜日

高座の滝へ犬連れ散策

春めいた気候に誘われ
先日、ワン子を連れて芦屋の高座の滝へ散策に行きました。


六甲山のロックガーデンへの登り口になっていて
ハイカーが次々通り過ぎていきますが
我が家の目的地は滝のそばにある茶店、滝の茶屋。

このお店のご主人夫婦は、以前、うちのワン子と同じチベタンテリアを飼っておられました。
20歳近くまで長生きしたその子の面影に
うちのワン子がそっくりなので
伺うたびに喜んでくださいます。

美味しいぜんざいでひと息入れて帰路へ。
我が家はあくまで散策です。

2010年2月22日月曜日

きものでスッテンコロリン



右足の太ももの前が激しい筋肉痛です。

実は、先日、須磨離宮公園に行った時
坂道で見事にスッテンコロリンと仰向けにこけました。
ウァ~~~~
ところが、私は無傷。
きものも全く汚れていませんでした。


何事もなかったかのように観梅を楽しんで帰ったのですが
よく考えたらおかしいですよね。
どうしてお尻に打ち身もできていないのに、
前側が筋肉痛なんでしょう?
おそらく、無意識のうちに瞬発力を発揮して
右足で立ち上がったとしか考えられません。

思い起こせば、こういうこけ方を何回かしています。

まだ独身OL時代、通勤途中のこと
大阪・梅田の階段を20段ほど滑り落ちました。
両手に持った荷物が四方に飛び散り
それぞれを拾ってくれた人がみんな駆け寄ってきてくれました。
それほど、激しい落下だったんです。

「もう、今日は会社を休まなきゃ」と思ったのに
点検すると、私は無傷。
白いスカートも全く汚れていません。
アレッ?

あのときと同じです。
如何せん、年齢が筋肉痛に出ているのかも。

この話を娘にすると
「よくこける人は周りに霊がいっぱい付いてるらしいよ」。
そんなこと、どこの誰が言ってるの!?

老婆心ですが、須磨離宮公園の植物園へきもので行く場合、
いまどきのゴム底の草履で行くことをおすすめします。
皮底では坂道は歩けません。

2010年2月20日土曜日

須磨離宮公園の梅園へ

ようやく春らしい陽ざしに恵まれた今週末
吉備レモンさんといっしょに
須磨離宮公園の植物園にある梅園へ行ってきました。


まだ噴水のある景色は寒そう。海は残念ながら霞んでいました。





水仙は満開。
松のオブジェと本物の対比がおもしろい。
満開直前の梅は蕾もあってちょうど見ごろ。
緋毛氈に置かれた盆梅も素敵です。





吉備レモンさんは梅に合わせて紫に梅柄のコート。
ちょっと竹久夢二みたいでいい感じ。
きものはろうけつ染めのブルーグレー、
帯は金茶地の名古屋帯。








水仙畑に金茶のコートを着て立つと、
本当にいい香り。
私は明るめの小豆色ぼかしの紬に、
生紬の帯を合わせてみました。








園内のレストランへ。
公園なのに、海を眺めながら
ちょっとした昼食が食べられるのが魅力。
普段着のきものなら違和感のないロケーションです。
植物園の方には軽食・カフェがあります。

2010年2月18日木曜日

簡単アレンジきもの髪

美容院に行かずに自力できものを着ようと思うと
着付けとともに手がかかるのが髪型。
すっきりしたショートだったらそのままでもいいですが
私は中途半端なセミロングが好きなので工夫が必要です。


この髪に使った小道具は
       ↓











一般的な付髪、プチシニオン?タイプ。これなら適当にアップにしてピンで止めるだけ。髪が短めでまとめにくいときには細い糸の網をかぶってから付けています。

このときの娘の髪も
       ↓






右上の方でゴムで止めてお饅頭を作り、輪になった付髪を回りに付けているだけ。若い人は簡単に済みます。



きちんとアップしたいときには
       ↓




簡単に夜会巻き?ができるという技ありピンをいただいたので、使ってみたらアラ便利。絶壁の頭にふくらみをつけるため、逆毛をたてるのではなく、なかに黒のカーラーを巻いています。



かんざしなどを付けるときには
       ↓





目立つピンを使わずに、黒の櫛ピンで目立たないように隠しています。



この髪型は両方とも


左右に櫛ピンのついた伸縮性のあるビーズの髪飾りを使っています。私は適当にアップしてから止めています。若い方は単にポニーテールをして丸めて止めるだけ。



髪を切らなくてもできるボブ

こめかみから下半分をこの2本のピンで止め、上半分をかぶせると出来上がり。これは最近少し短めに切ったのでできた偶然の産物。きちんとアップしすぎるとかえって不自然に感じる普段着向き。



どの髪形もそのときの髪の長さやコンディションで
微妙に雰囲気が変わってきます。
どんな風に仕上がるかはそのとき次第。
それが素人らしさということで。

2010年2月14日日曜日

早春の大山崎山荘美術館へ

今日は北摂プラムさんとともに大山崎山荘美術館へ。
昨年5月以来です。

JR山崎駅前のお食事処で昼食。


石のアーチ型の門をくぐって・・・

ちょうど水仙が見ごろ。
まるで羽織に移したよう。


















こんな山荘にお呼ばれしてみたいと思いませんこと?
言葉遣いも変わりそうです。


アーチ型に切り取られた池のある庭の光景も素敵。
2階のテラスで珈琲をいただきました。


この日の北摂プラムさんはシルバーグレーの地色無の結城に臙脂のレトロ羽織。帯は写真ではよくわかりませんが、ときどき登場した深紅の単帯。きものとの相性が抜群です。

















私は姑からもらった少し幅が狭くて短いこの帯を結びたくて、前日に着付け教室の有先生に教えていただいた変わり角出しを再現。この帯を活かせて大満足。

2010年2月6日土曜日

ニューオープンの逸翁美術館へ

雪の舞うなか新しくなった逸翁美術館へ行きました。
2010早春展に展示されていたのは「呉春筆白梅図屏風」など
円山四条派の絵画です。


以前の小林一三邸と違い、近代的な建物ですが
こじんまりした居心地の良さは似通ったものがあります。
地下に無料駐車場があり、
ランチが食べられるカフェを併設しているので
きもので小でかけ、にぴったり。
私たち以外にもきもの姿の方がけっこういらっしゃいました。


マグロとアボガドの丼のランチ。美術館でこの味はかなりおすすめです。

私は臙脂にろうけつ染めの紬にひげ紬の帯。北摂プラムさんは唐草模様の紺紬に膨れ帯。このきものがプラムさんのきもの遊びの原点です。 ◆プラムさんの羽織姿、私のコート姿は色が反転しておもしろいでしょう。


逸翁美術館のある池田市は私たちの大学があった街。大学は移転してなくなったけれど、足繁く通った喫茶店は30年のときを経てもそのままの姿で在りました。

2010年2月3日水曜日

着付け教室の新年会のご報告


1月のことになりますが、私が習っている着付け教室の新年会が六甲アイランドの神戸ベイシェラトンホテル&タワーズで行われました。
私は参加できなかったのですが、吉備レモンさんと北神うぐいすさんが参加されました。
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吉備レモンさん
着付け教室に行く前から、
一応きものは着られたのですが、
1時間以上もかかって四苦八苦していました。
それが、なんと今朝は30分で帯まで着付けられたんですよ。
余裕で新年会に間に合いました。
新年会の参加者は、生徒さんと先生方の総勢21名。
先生方は伊達襟や帯どめにもそれぞれ趣向をこらしておられて
さすがという素敵な着こなしでした。


新春能と同じ薄オレンジ色の小紋にぼたん唐草の帯の組み合わせ。

北神うぐいすさん
新年会は、お料理も美味しく、
全然違う生活感・価値観を持った方たちとおしゃべりが出来て、
楽しくて、のんびりできました。 
新年会のお開きの後で、ベイシェラトンのブライダルフェアの一環のブライダルショ-があり、これも見せていただきました。 
今年度のミス・インターナショナル日本代表と昨年のミス・ワールド日本代表も登場し、美しいウェディングドレス姿を見て目の保養になりました。 
美味に触れ、美女を鑑賞し、
また、自分も和服を楽しみ有意義な一日でした。


若い頃に仕立てたままになっていた赤い絞りのきものの袖を直し、黒い帯と合わせておしゃれに。

お二人とも忙しい合間をぬってご報告メールありがとうございました。

2010年2月1日月曜日

ほどよいレトロきもの

訪問着デーのつもりが雨降りで急遽変更。
北摂プラムさんの家に集合し
きもの談義&お気軽おでかけになりました。

この日の私のテーマはレトロ羽織。
年末に姑からもらったオレンジに黒と黄色の水仙柄。
「若すぎない?」と義姉にいわれたものの
一目で気に入ったので、何とか着てみたいと思ったのです。

北摂プラムさんと千里グレープさんに相談し
決めたのがこの組み合わせ。

きものはプラムさんの濃紺の絞りのきもの。このきものと羽織はちょうど同じ時代のもので、よく見るとところどころ黄色のぼかしが入っていて、羽織と雰囲気がぴったり。色数を抑えるために帯はグレーのひげ紬にしました。

はじめてのレトロ風味のきもの姿に合わせて
髪も大正ロマン風に短くしてみました。
このくらいのレトロ感なら私の年でもおかしくないでしょうか。



プラムさんはくすんだオレンジぼかしの色無地にグレーの織りの帯。小花の織り柄が浮き出てとっても素敵。写真はありませんが、この上に臙脂に白抜きの羽織を着て、私に合わせてほのかなレトロ感を演出してくれました。










グレープさんはグレーの縮緬の茶屋辻模様の小紋にすくい織りの帯。この帯は一見、厚みがあるように見えるのに、実は単帯。味わい深くて結びやすい優れものです。

きものを着たものの雨が上がらないので
駐車場からぬれずに行けるホテル阪急エキスポパークへ。
レストラン「アンソレイユ」でランチを食べました。



おでかけというほどでもありませんが、
コーディネイトの新発見に大満足の一日でした。