2016年5月15日日曜日

奈良の霊山寺の『薔薇会式・えと祭り』へ

「バラ園があるみたいだから行ってみようか」
それほど期待せずに明日香紫さんとドライブに出かけました。
すると、朝の10時なのにすでに駐車場待ち
しかも、この日はお祭りでもあったので観光バスまで・・・
幸い、私達はギリギリセーフで駐車することができました。
私達が知らなかっただけで
霊山寺のバラ園は有名だったようです。

そんなに賑わっていても、鳥居をくぐると、木々に包まれて涼やかに。
最近気になっている弁財天があるというので行ってみると
弁財天を祀った金箔のお社と、
龍神を祀ったプラチナ箔のお社が並んでいました。
豪華絢爛、思いがけずありがたい気分です。
本堂ではちょうど本尊薬師如来、日光菩薩、月光菩薩をご開帳しており、お顔を拝むことができました。

さて、次はバラ園、と思ったら
本堂から1キロほど先に奥の院があるそう
奥の院には先ほどとは別の弁財天があるように書かれています。

山道を登っていくと、同じ場所とは思えない静けさ
さらに奥の院の鳥居をくぐると、空気が一変しました。
結界、とはこういうことを言うのかもしれません。
祠の前のせせらぎは、境内を流れる小川とは異なり、川底が赤茶色
弘法大師はかつてこの場所で、大龍神の弁財天の気を感じてお祀りしたそうです。
霊感のある人なら、実感できるのかもしれません。
私には分かりませんが、少なくともマイナスイオンに満ちたパワースポットでした。

バラ園を見る前に山内のレストランで早めの昼ご飯。
それからようやくバラ園を見て回り、
お寺にはミスマッチにも思える素敵すぎるカフェで
おしゃれなローズティーをいただいて一服。

そうこうしているうちに、カフェのすぐそばから
本日のメインイベント、『薔薇会式・えと祭り』の行列が入ってきました。

お坊さん、干支の面をつけた人、薔薇神輿、檀家さん、お稚児さん・・・バラ園のなかを練り歩き、
祭事が行われる干支の守り仏、八体仏霊場へ移動。
























ひと汗かいたので薬師湯に浸っていい気分
温泉ではないですが、お風呂まであるのです。
充実のドライブを楽しんで、神戸へ戻ってきたのが
3時半・・・え?、あんなにいろんなことを楽しんだのに、まだそんな時間?
時間って均一ではありませんよね。

2016年5月1日日曜日

モッコウバラの再生


3年前、実家の玄関脇にモッコウバラの鉢が置き去りになっていました。
以前は花好きの義母が見事な花を咲かせていましたが
高齢になってからはお世話が大変になってしまっていたのです。
その義母も亡くなり
実家の片付けをしたときに、ダメ元でわが家に持ち帰り
鉢を換え、土を換え、肥料をやり・・・
でも葉しか育たたないまま時が過ぎ
ついに今年、3年目にして花が付きました。


まだ、ショボショボですが、再生の第一歩です。
















お正月に植え替えた盆栽もどきの鉢植え。
松の足下にニョキニョキと白い花が出てきました。これって、2年ほど前にコンテナ仕立てにしていた花です。
植え付けたときに土の中に宿根が残っていたんですね。
よかった~、名前はなんだったかなぁ?
小石を押しのけて出てくる様は春の芽吹きを感じます。

再生2つ、小さな幸せを感じる瞬間です。