広くて深いきもの生地
先日、大空ブルーさんから『染織標本集』を借りました。きものは多種多様だから呉服店でまともに仕立てたものよりいただいたり、リサイクルきものの方が多い私には名前がわからない場合が多々あります。そんな話をしていると彼女が京都で本格的に着付けの勉強をしているときに使っていた本を貸してくれたのです。この本は解説だけでなくて小さな生地の見本が貼り付けてあるのがミソ。かなりわかりやすいです。ただ、この見本でもわからないきものがいっぱいです。同じ産地でも重みや色合い、織り手によっても風合いは違うのでやっぱりたくさん生地を見て触れるしかないのでしょうね。きものの世界は奥深いわ~!