
我が家の旅行はいつも直前になって
ワン子連れで泊まれるところが見つかったら行く
というスタンスで出かけるので
必ずしも満喫というわけにはいかないのですが
今回の旅はあわすのスキー場にある
「ロッジわがや」という宿の御主人のおかげで
地元情報があって大助かり。
主人と娘はパラグライダーの体験教室へ。
50mばかり坂を走ると娘はふわりと浮遊
案外簡単そうに見えたのですが
主人がトライすると真っすぐ走ることさえままならないようで…
残念ながらそれっきり風が吹かず仕舞いになったので
近くの温泉に入って、ロッジの手作りの料理を食べ
翌日にはこの季節限定の風物詩、雪の大谷を歩き
ゴンドラに乗ってワン子ははじめてのそり遊び
わずか1泊の旅行にしては満喫できました。

ポニーとご対面
富山といえばチューリップ
名物白エビの天ぷら
人間3人はケーブルとバスを乗継ぎ雪の大谷へ
ワン子はお姉ちゃんとそりで初滑り
今回のメインは雪の大谷歩きなのですが
実はさらに印象に残ったのは…
「ここから15分くらいで滝に行けますよ」宿の御主人のおすすめでワン子と一緒にゲレンデを登り、川沿いの遊歩道へ。
山好きワン子の足取りは軽やか、ルンルン。ところが、川にかかる橋にさしかかると、急にビビってしまい
その先は雪もたくさん残っていたので
主人がワン子番になり、
私と娘だけが滝を目指しました。
整備された階段があるものの遊歩道はほとんど雪で埋め尽くされ
所々穴が開いていて足をとられそう。
ひたすら前の人の足跡を頼りに前進。
斜面がかなり急になり
もう、ここまでにしておこう、
と思ったら
目の前に『龍神の滝(たつがみのたき)』が現れました。
残雪の間を滑り落ちる姿は幽玄
…「あれ? 滝の名前が変わってるやん」
そういえば私たちが行こうと思ったのは『百間滑』
通り過ぎてたのか、どうりでね~。
帰り道、雪の下りの怖いことといったら…
小一時間してようやくワン子が待つ地点へ戻ったら
そこが『百間滑』でした。
「二人が遭難してたらどうしようかと思ってた」と主人。
ちょっと散策のつもりが
貴重なプチ雪山登山体験をしてしまいました。
おもしろかった~




