2012年11月10日土曜日

串柿の里から天野の里へ



このところ古民家に縁があります。
ジャスミン茶々さんに声をかけてもらい  
数年前に和歌山・天野の里の古民家を手に入れたという花いぶきさんを訪ねました。

その前に、近くの串柿の里へ寄り道。
ここは柿の産地でお正月飾りの串柿作りをしている光景が風物詩になっています。
「串柿を 寒気に晒し 空のれん」 という印象でした。
 「ムツゴロウさんの植物版みたいな人だよ」と聞いていた花いぶきさんは、じっくり時間をかけて古民家ガーデンへの再生に取り組んでおられます。
私のようなゆる再生ではなく、正真正銘の再生を目指す彼女は、荒れ放題になっていた雑木林に分け入り
下草を刈り、木を絞め殺している蔦を払い、光を遮る枝を選定し・・・そうこうするうち、ササユリまで自生するようになったそうです。

焚火に当たりながら外で昼食。
古民家、紅葉、清水、空気、包み込む環境すべてがおいしさを増幅させます。