2009年11月8日日曜日

外国人を招いてきもの体験&おでかけ

先日仕込みをした、
外国人の方を招いてのきもの体験&おでかけデーの当日。
8時30分、北摂プラムさん宅に到着し、
事前にきものを準備して待ち受けました。
9時にニュージーランド人のキウイ・グリーンさんを連れて
千里グレープさんとダンシング豊中さんが到着。
早速キウイさんとダンシングさんの着付けに挑戦です。


キウイさんはニュージーランド人としては小柄ですが、

それでも167cmのメリハリボディー。
胸をさらしで押さえ、ウエストにタオルを巻き、寸胴にするのに工夫がいりました。
一方、ダンシングさんはすんなり終了。
やっぱり日本人にきものは似合うんですね。

残る3人もきものに着替え、嵐山へ向いました。
といっても散策する余裕はないので
食事&ポイント観光です。

食事は渡月橋を渡ってほど近くにある『花のいえ』へ。
お庭が広くて、和室の個室でいただけるのが魅力です。


湯豆腐が付いた手軽なお昼の会席は3800円。これだけでもお腹いっぱいになりました。

英会話のできるダンシングさんとグレープさんを頼りに
片言の英語と日本語でおしゃべり。
日本は3度目というキウイさんは、
学校のALTの先生をしているというだけあって
相手がおばさんでも積極的に話してくれて盛り上がりました。

食後はお庭で撮影タイム。
代わる代わるきもの姿で立つと、残る4人がカメラを向ける。
まるでみんなが女優気分です。

キウイさんは若いからやっぱりきもの姿もかわいい。




千里グレープさんは緑っぽい色大島にクリーム地の帯。柔らかさを生かしたふっくらした結びがおしゃれ。
ダンシング豊中さんは唐草模様の絞りの小紋に鮮やかな竹柄の帯。きもの初体験とは思えない板に付いた雰囲気。







北摂プラムさんはベージュに紅葉柄の小紋にあずきがかった焦げ茶の塩瀬の帯。張りがあって結ぶと引き立つ素敵な帯です。




私は縞の小紋に和楽器を奏でる万葉人を描いた塩瀬の帯。この帯はお気に入りの一本です。

そこからはタクシーで一気に『愛宕念仏寺』へ。
同じ念仏寺でも『化野念仏寺』の陰に対し、
ここは陽と言われているそう。
千二百羅漢のおだやかな表情が出迎えてくれます。
嵯峨野の中でも少し奥にあり
紅葉が始まりかけていました。


たまたま出会った外国人男性を連れた一行とお話をすると
アラスカからの方だとか。
まさに地球の北と南との出会い。
しかも日本人同士はとても近いエリアに縁があり、
グローバル&ローカルな出会いになりました。