2009年10月26日月曜日

きもの再生・裄伸ばし

母の残した単のきものの裄と
袖丈を伸ばしてみることにしました。
きものって、分解できるんですよね。
まずは、袖をはずしてみよう。


母に教えてもらって浴衣を縫ったことはありますが、
きものは未知の領域。
もともと手縫いが好きだから、
元気なうちに教えてもらっておけばよかった。

昨年、友人のお母様に教えていただき
袷のきものの裏地をはずし、単に縫い変えました。
それがブログによく登場した塩沢お召ですが
単の裄直しの方がむしろ簡単かもしれません。

1、袖丈の縫い代を伸ばし、丸みをつけて縫い直し。
2、袖幅の縫い代を伸ばしてかがる。
3、身ごろの袖付け部分の縫い代も少し伸ばす。
4、袖を見ごろに合体。
この間アイロンをかけていますが
仕上げにもう一度アイロンをかけた方がいいみたいです。
適当な縫い方ですが、とりあえず完成!
裄は61→65㎝、袖丈42→44㎝になりました。
これを着るのは来年の秋かな。
ちょっとした来年のお楽しみができました。