2009年8月12日水曜日

きもので文楽

先週はよく動きました。
すぐ書き込めばいいのにため込んだら
書き出しにくくなってしまいます。
子どもの宿題と同じですね。

4日火曜日には、
吉備レモンさんから文楽のお誘いを受け
国立文楽劇場へ行きました。
子どものころ学校から文楽鑑賞へ行った
かすかな記憶はありますが、
まともな文楽を観るのはおそらくこれがはじめてです。

題目はシェイクスピアの「テンペスト」から翻案したもの。
権力争いに破れ、孤島に追われた大名が魔術を使って恨みをはらすというストーリーですが、

パンフレットを見るだけではイメージが沸きません。
長梅雨がやっと明けて太陽が照りつけるなか、
きもの姿は気合がいるので
ほんのちらほらしか見かけません。


吉備レモンさんのこの日のきものは、小千谷縮み風の薄い白緑地に松葉柄が全体に入ったさわやかな夏物。帯は簡単着付けの付け帯です。






私はざっくりした麻の楊柳のきもの。
琉球柄っぽいですが、どこのものかよくわかりません。

夜の開演なので鑑賞前に軽く腹ごしらえ。
暑くて外を歩きたくなかったから
劇場内のレストランで幕の内弁当をいただきました。
1200円だからご飯が固めでも仕方ないかな。


文楽は屋台の中だけで演じるのかと思っていたら、
案外動きが大きくて、舞台全体を使っているのに驚きました。
今回の演目に限って、
妖怪や動物が飛び回っていたからかもしれません。
おもしろ味があって親しみやすかったです。