2009年10月11日日曜日

青不動明王御開帳に惹かれ青蓮院へ




京都・青蓮院門跡の国宝「青不動明王二童子像」が
1144年の創健以来はじめてご開帳されるという話を、
先日のテレビ番組で聞き、早速行って来ました。

すべてにおいて混迷の時代にあり、人ひとりの力ではどうしようもないので、
みんなで拝むことで青不動のお力をいただこうという意図だそうです。

京都の駅ビルで昼食を済ませ、いざ出陣!
タクシーに乗ると
「よく頼まれますけど、青蓮院でなにかあるんですか」。
あの番組を見て、思い立った人が少なくないのでしょう。


青蓮院は2度目。
前回はちょうどご本尊ご開帳の時期。
ありがたいときばかり訪れています。

前回来たときに、鮮烈な印象を受けた
蓮の襖絵にご対面。




群青、紫、水色と部屋ごとに青の色味を変えて描かれています。
とても幻想的でモダン。
ここの雰囲気と合っていて大好きです。


静かに座って眺めるお庭も素敵。

ゆっくり心を落ち着かせてから
本尊、そして「青不動明王二童子像」を拝観。
願い事を書いたお札を前に差し出し
私欲と世界平和を祈りました。


お祈りの後は池泉回遊式のお庭をひと巡り。
うれしそうに3人で写真を撮り合うのもきもののおかげ。
きものでなかったら撮ろうと思いませんから。





◆今日の千里グレープさんと北摂プラムさんのきものはどちらも茶屋辻模様。グレープさんはブルーグレイの縮緬地、帯は白の綴れ。プラムさんはシルバーグレーっぽい紋綸子地、帯は小豆がかった紫。



◆私は玉虫色の光沢のベージュの紬。雲形の飛び柄が入っています。帯は紬の草花柄。

ゆっくり京都散策をしたいと思うものの
今日もポイント観光、トンボ帰り。
門前のカフェで小休止して終わりです。


今日のお土産は御開帳記念のお守り。